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    スタイリッシュな「帽子」が揃うショップ。
  • 017

2010.06.23

個性的な一点ものから定番まで、 スタイリッシュな「帽子」を探しに。

Story

ここ数年、東京にはお洒落な帽子をかぶっている人がグンと増えた。同時に帽子の専門店や帽子を扱うショップも増え、東京のファッションピープルの意識を変えつつある。そこで今回は、年間300日は帽子をかぶっているというスタイリストの黒田領さんに、帽子を扱うオススメのショップを教えてもらいました。
Text by Hiroya Ishikawa, Tomoe Tamura / Photo by Nagahide Takano/ Photo cooperation by Vulcanize London

017_0827「ファストファッションの流行で、ベーシックな洋服を手頃な価格で買えるようになりました。でも、全身ファストファッションでは他人のコーディネートと差をつけにくい。そこで取り入れたいのが、帽子、靴、アクセサリー、巻き物などの小物類。特に帽子は個性を出すためのキーアイテムだと思います」

そう語るのは、タレントやミュージシャンのスタイリングを中心に活躍する、スタイリストの黒田領さん。以前はファッションとしての帽子に抵抗を感じる人も少なくなかったが、ここ数年、特に若い人の間で、お洒落な帽子をかぶっている人がグッと増えたという。

017_0742メンズの場合、“旬”の帽子はハットやキャスケット。ハットは、シンプルなものよりも装飾がついたものが人気だ。リボンにスワロフスキーがついているなど、アクセサリーブランドとコラボレートしたものも多い。「キャスケットはビッグサイズが人気。光る素材が入っていたり、冬はツイード素材のタイプだったり、レディスライクなものがオススメです」

また、レディスの場合は、帽子がどんどん派手になっていると黒田さん。以前に比べると色のバリエーションが豊富になり、ディテールもより凝ったものが多いとか。ハットに施されるデコレーションはより大きくなり、キラキラしたものが増えている。

017_0731実際に帽子を扱っているショップの店頭に足を運ぶと、さまざまなタイプの帽子が並んでいて楽しい反面、あれもこれもとつい目移りしてしまう。その中から自分のコーディネートに合う帽子を見つけるためのポイントについて、黒田さんはこうアドバイスする。

「男性であれば、まずはハットを試してみてください。その際、色使いやデザインが派手な洋服を好きな人は、シンプルな小ぶりのタイプを選ぶといいでしょう。逆に全体的にシンプルな服やコーディネートが好きな人は、装飾がついていたり、ワンポイントあるものを選ぶと、よりオシャレ感が出ると思いますよ」

「女性の場合は、メイクの雰囲気とも関係がありますが、できれば色目の強い派手な帽子を選ぶといいですね。それからディテールがおもしろいもの。上品な中に装飾でアクセントが入っているものがいいでしょう。シンプルな帽子はマニッシュっぽくなりやすいので注意が必要です」

男女ともに言えることだが、シンプルなスタイルにシンプルな帽子を合わせても、小物として活きてこない。たとえば黒一色の帽子をどうしてもかぶりたい人は、ツバが大きいものやワンポイント入った個性的なタイプを選ぶことで、よりオシャレ感を演出できる。

お気に入りの「帽子」が見つかるショップはここだ!

017_0755では、いま東京で、お洒落な帽子が見つかるショップとはいったいどこなのか?

黒田さんがまずオススメするのが、「ヴァルカナイズ・ロンドン」の中に入っている「misaharada london 直営店」。ここはもともとレディスの帽子からスタートしたブランドだ。
「現在ではメンズ用も数多くラインナップされています。全体的にアーティスト好みの派手な雰囲気のものが多く、でもかぶってみるとしっくりくる絶妙なデザインになっています。メンズに関しては、レディスに使われるような生地や色目がうまくメンズ用にアレンジされているのが特徴です。個人的にもよくかぶらせていただいていますよ」

017_L1030124逆に定番デザインの帽子を揃えているのが、中目黒の「OLDMAN」。「ハットを中心に、1万円以下のお手頃価格のものから、高級なものまで幅広い品ぞろえを誇る専門店です。春夏はパナマハット、秋冬はフェルト素材のハットがオススメ。基本的にはメンズ用ですが、ブランドによってはかなり小さなサイズも置いていますので、女性の方もぜひ訪れてみてください」

一点一点ハンドメイドで帽子をつくっているショップも多い。西麻布にある「Boutique Salon CoCo」はその筆頭。ここは皇族方ご愛用の「Akio Hirata」と「H.at」のショップ。もともと婦人帽からスタートしている関係もあり、店内の8割は女性向けだ。「ショップのアトリエで型からつくっているので、デザインのバリエーションが豊富です。かぶればかぶるほど頭の形にフィットしてくるのもハンドメイドならでは。1点ものが多いのも特徴です」

017_L1030327ショップ奥のアトリエで帽子をつくっているのは、表参道の「Anastasia」。ここはリバーシブルだったり、360度どこを前にしてもかぶれたり、コンパクトに折りたたむことができたりと、個性的な帽子が揃っている。基本的には女性用だが、男性が購入することもあるという。「キャスケットなんですが、リバーシブルで3通りのかぶり方ができる帽子は、1つでいろいろな表情を楽しめるのでお得ですよ」

帽子は専門ショップだけで売っているわけではない。セレクトショップで扱っているものも多く、この場合、服や小物と一緒に選ぶことができるのが利点である。またバイヤーがそのショップのテイストに合わせてセレクトしたものなので、そこのショップの洋服が好きなら、帽子も間違いないだろう。「JOHN」や「BARBISIO」などの帽子を扱っているのが「トゥモローランド 丸の内店」だ。「場所柄、ビジネスマンやOLの客が多いので、置いてある帽子は、カジュアルかつエレガントなものが多いと思います。洋服やシューズ、小物などトータルで揃うショップなので、イメージを確認しながら帽子を選ぶことができるのが嬉しいですね」

017_L1030275Odette é Odile UNITED ARROWS 丸の内店」は、フェミニン系OL向けのオリジナルシューズをおもに扱うショップ。シューズに合わせて、アクセサリーや帽子を揃えている。「女性の場合は、シューズから全身のコーディネートを考えるという人も多いでしょう。カジュアルすぎないフェミニンな帽子を購入したい場合、ぜひのぞいてみてください」

帽子はお洒落度アップに欠かせないアイテムだが、自分は帽子が似合わないと思い込んでしまっている人も少なくない。だが、そんな人こそ、ぜひお店にある帽子を気負わずに片っ端から試着してみて欲しい、と黒田さん。

「帽子は単体で見た印象と、かぶった時の印象が大きく違うものが多い。だから、あまり興味を惹かれない帽子も試しにかぶってみると、実はすごく自分に似合うというような新しい発見があったりするんです。不思議なもので、かぶり慣れていないとどこかしっくりこないこともあるのが帽子というもの。頻繁にかぶることで帽子を自分のものにして、コーディネートのランクアップにぜひチャレンジしてみてください」

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