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名和秋
プロボウラーが推薦するボウリング場へ。- 014
2010.04.10
投げて、笑って、気分爽快! プロボウラーが推薦するボウリング場へ。
Story
通称“P★リーガー”と呼ばれる、女性プロボウラーたちによるボウリングエンターテイメント「P★リーグ」が人気だ。その影響もあり、いま都内のボウリング場が新たな盛り上がりを見せている。そこで今回は、「P★リーグ」などで活躍中のプロボウラー、名和秋さんに、都内オススメのボウリング場とその楽しみ方を教えてもらいました。Text by Hiroya Ishikawa, Tomoe Tamura / Photo by Nagahide Takano/ Photo cooperation by SHINAGAWA PRINCE HOTEL Bowling Center
今からおよそ40年前。日本に空前のボウリングブームが巻き起こったことをご存じだろうか?当時アイドル的な人気を誇ったプロボウラー、中山律子選手(現日本プロボウリング協会会長)がブームを牽引し、テレビでもボウリングが盛んに中継された時代だ。
そして今、当時のプロボウラーの二世たちが続々とプロデビューし、再びボウリングが注目を集めている。「P★リーグ」と呼ばれる女性プロボウラーによる大会がテレビで中継され、それに出場する通称“P★リーガー”たちに憧れてボウリングを始めたり、ボウリング場に足を運ぶ若者も増えているのだ。
「年齢や性別に関係なく、どなたにも楽しんでいただけるのがボウリングのいいところですね」と語るのは、P★リーグでも活躍中の名和秋選手。彼女は試合に出場するだけでなく、テレビやイベントなどにも引っ張りだこの人気プロボウラーだ。
「最近、イベントで全国各地のボウリング場に行くと、P★リーグを見てボウリングを始めたと言ってくださる人が増えてきました。特に若い子が増えたのは嬉しいですね」実際、最近のボウリング場には若い人の姿が目立ってきた。しかし、一方では、ボウリング場に通う団塊世代以上の人も増えている。
「健康のためにもボウリングはいいんです。適度に全身を動かすことができるし、カラダへの負担が少ない。じわじわとカラダが温まってくる感じで、メタボ対策にも適していますね。実際、知り合いに、ボウリングを始めたら、メタボだったお腹がじょじょにひっこんで健康的なカラダを取り戻した人がいるくらい。リハビリでボウリングをする人も多いんですよ」
ボウリングが上手くなるためのポイントは?
ボウリングは、ボール選びの段階からすでに勝負が始まっているという名和さん。「まず確認してほしいのは穴の大きさ。自分の指に合うボールを選ぶことが重要です。その目安としては、親指を根元まで穴に入れた状態でクリクリッと回した時に、少しひっかかりがあるくらいがちょうどいい。親指でボールを握るのではなく、親指を穴にはめる感じです。その状態で腕を振って、投げる時にボールが親指から抜ける感じがベスト。これを守れば、ボウリングをやっているうちに握力が弱くなってくることはありません。逆に親指のサイズが合っていないと、ボールを握ることになって、余計な筋肉を使うことになります」
思い切ってマイボールを購入するのも上達への近道だ。マイボールは、自分の指に合わせて穴をあけてもらえるので、グンと投げやすくなり、スコアも上がるだろう。
「それと、ボールはカラダに無理のない程度に重いほうがいいんです。ボールが軽いと、ピンの重さに負けてしまい、1つ目のピンを倒した後に、ボールの軌道が変わってしまうことが多いんですよ」
そして、投げる時は遥か先のピンを見るのではなく、レーン手前についた三角のマークを目標にして投げるのがコツだとか。慣れないと少し違和感を感じるかもしれないが、投げているうちに、精度が上がっていることに気がつくだろう。さらに右利きの人の場合、投げる時に左足を前にスライドして投げるとフォームが安定する。もちろん左利きであれば、その逆となる。
「ボウリングの時の服装ですが、男女ともにぴったりしたジーンズなどは特に投げにくいと思います。腰ばきして、裾を引きずっている場合も当然投げにくいでしょうね。女性であれば実はスカートが投げやすいんですよ。中にスパッツなどをはいていれば、思い切って投げることができると思います」
また、シャツを羽織っている場合は、ボタンで前を留めて、なるべく裾がヒラヒラしないようにすると、投げることに集中できるとも。
ボールを載せる台には必ずタオルが置いてあるが、これは投げているとレーン上のオイルやほこりがボールについて、それが軌道に影響するためだ。できればこまめにボールを拭いたほうがいい。また、風の吹き出し口があることにお気づきだろうか。
「これは手を乾かすためにあるものです。やっているうちに手の平が汗ばんでくると、それが投げる時の感覚を微妙に狂わせるので、投げる前には必ず手を風にあてて乾かしましょう。それによって、最後まで同じ感覚で投げ続けることができますよ」
都内オススメのボウリング場はここだ!
名和さんが教えてくれた上達のコツを頭に入れて投げてみれば、きっといいスコアをマークできるはず。では、名和さんがオススメする都内のボウリング場とは、いったいどこなのか。
まずあげてくれたのが、交通の便がよく、大勢で集まる時に便利な「品川プリンスホテル ボウリングセンター」。「品川駅の目の前なので、旅行で東京に来た人でも気軽に楽しめます。新幹線に乗る前後の空き時間にボウリングをすることもできますし。毎年12月のプリンスカップに代表されるようなプロの大会も行われていますよ。ホテルには映画館や水族館もあるので、ここだけで一日遊べます」
場所の都合がいいのが「品川プリンスホテル ボウリングセンター」なら、時間の都合がいいのが「平和島スターボウル」だ。「土日祝日も含めて、毎日朝5時までやっているのがポイントです。夜中に突然ボウリングがしたくなった時には、クルマでここに直行するといいでしょう。フロアがすべてフラットのバリアフリー対応なので、お年寄りや障害をもった方にも優しい造りになっています。またダーツバーも併設されているので、投げ終わった後、ダーツをしながら飲んでもいいし、同じ施設の中に朝8時まで営業している天然温泉もあるので、ひと風呂浴びてから帰ることもできますね」
同様にボウリングだけでなく、野球観戦や遊園地などさまざまなアミューズメントを楽しめるのが「東京ドーム ボウリングセンター」だ。「小学生以下の場合、ガターにならないようにレーンの両脇にガードが出るサービスがあります。これができるのは全54レーンのうちの30レーンだけなので、小さいお子さん連れの場合はぜひ予約時にそれを伝えるといいでしょう。また、季節によって、当日の巨人戦観戦チケットをもっていると割引になったり、近隣の飲食店での飲食とボウリングがセットになったお得なコースがあるなど、周囲の施設と連動したサービスも随時行われているので、お見逃しなく」
また、ネットでつながった全国のライバルたちとリアルタイムで対戦ができるボウリング場もある。「ラウンドワン南砂店」がそれだ。「がんばれ! ぼうりんぐ番長!を使えば、コンピュータが探してくれた、自分のレベルに合う全国の相手と対戦できるのがいいですね。ひとりで気軽に行っても、熱くなれます!」
名和さんが週に1回、リーグ戦のゲストとして来場している「トミコシ高島平ボウル」は、彼女のテクニックを間近で見られるのが魅力。「ここはレッスンに力を入れていて、インストラクターの組織もあるので、ボウリングがうまくなりたい人には最適ですね。ご近所の方はぜひ一度レッスンを受けてみてください。きっとボウリングの楽しさを再発見できるはずです」
都内にボウリング場は数あれど、DJイベントや結婚式の2次会を行うなど、ボウリング場をアミューズメントスペースとしてフル活用しているのが「笹塚ボウル」。「マイボーラー向けのベーシックな上のフロアとイベントなどが行われる下のフロアに分かれています。下のフロアは、待機するイスがソファになっていて、くつろぎながらボウリングができるのが特徴です。ほかにはない企画を積極的に行っている個性的なボウリング場ですね」
大人数でボウリングをする場合は、チーム戦がオススメだ。その際、全員のスコアの平均値やスコアのトータルで対決するだけではなく、一投交代で投げたり、ふたりで1チームの場合なら、1投目を投げる人、2投目を投げる人……と完全に役割分担を決めて投げたり、なんらかのルールを決めると、より盛り上がるはず。
家族や友人、会社の仲間など、みんなで気軽にワイワイ楽しめるボウリング。以前はよく投げていたという人も、まだほとんど経験がないという人も、機会をみつけてぜひボウリング場に足を運んでみては?
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