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    旬の“ヴィンテージ家具”が見つかるショップ。
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2009.12.02

今が旬の“アンティーク&ヴィンテージ家具”を、個性溢れるインテリア ショップで。

Story

一通りの家具が揃う大型店から、オーナーが趣味でやっているような超個性的なショップまで、ありとあらゆるスタイルのインテリアショップが東京には存在する。そんな中で、インテリア界の最新ムーブメントである“アンティーク&ヴィンテージ家具”を探すのにオススメのインテリアショップとはどこなのか? インテリアスタイリストの長山智美さんが教えてくれました。
Text by Hiroya Ishikawa / Photo by Shinichi Yokoyama / Photo cooperation by DEMODEMIX

photo1「インテリアの世界では、2〜3年前にゴージャスな家具が流行り、その後にクラフト系が来ました。そして、今はアンティークやヴィンテージ、リメイクの家具が完全にメインストリームになっています。これらは一点ものだったり、それに近い状態で売られていて、ほかにはない味わい深い雰囲気が特徴です。ここ数年、ショップや美容室、カフェなどの内装にこれらの家具が使われることが多くなっていましたが、その流れが個人宅のインテリアにも浸透してきたということでしょう」

そう語るのは、雑誌やカタログ、ショップのディスプレイなどで活躍するインテリアスタイリストの長山智美さん。今は、世界的にアンティークやヴィンテージの家具をモダンデザインの家具と合わせる“ヴィンテージ&モダン”スタイルが人気なのだという。

「たとえば、カッシーナやスタルクのようなデザイン家具の名作、マルセル・ワンダースやドローグデザインといった今っぽいオランダデザイン、北欧の巨匠モノなどとアンティークやヴィンテージ家具を合わせるような感じでしょうか。できるだけこうしたテイストを意識して部屋をコーディネートすると、旬な空間が生まれるはずですよ」

また、最近のエコブームも、こうしたムーブメントを後押ししている要因のひとつ。古い家具をリユースしたり、古材や廃材をパーツに使って、新しい家具をリメイクしたり……。様々な要因が絡み合って、現在のアンティーク&ヴィンテージ家具のブームを後押ししているのだ。

お気に入りの家具がきっと見つかる要注目ショップはここだ!

では、アンティークやヴィンテージ家具を探すのにオススメのインテリアショップとはいったいどこなのか。長山さんに要注目の7軒を挙げてもらった。

photo2「今、私の中でイチオシのショップは、西五反田の『DEMODEMIX』です。完成度が高く、洗練された家具が並んでいます。その多くは表面の塗装を落とし、木材の無垢な質感を出しているのですが、それだけでこんなにエレガントになるとは! と予想外の驚きでした。また、今のパリの雰囲気を感じられるのが表参道の『H.P.DECO』。家具をはじめ、食器やラグなどライフスタイル全体をトータルで揃えられるショップです。ここの中古家具は回転が早いので、気にいったものが見つかったら、即決したほうがいいでしょう。モノによっては不要な家具を買い取ってくれる場合もあるので、相談してみてください。そして、家具に加えてガーリーなテイストの雑貨も充実しているのが、青山の『オルネ ド フォイユ』。ここはキッチン用品や手芸用品なども扱っているのが特徴ですね」

どちらかといえば女性的な雰囲気のこれら3軒のショップに対して、男性的なアイテムが揃うのが、明治通り沿いにある『journal standard Furniture』。「色や素材などミリタリーやアウトドアの雰囲気を取り入れた家具が多いですね。業務用として使われていたような無機質なアイテムも目につきます」。さらに、神泉の『D9 Furniture Store』も、「工場や学校で使われていたような武骨なアイテムをリメイクするセンスが抜群です」。

また、ヨーロッパにおけるリメイク系家具のトップスタイルを探すなら、『CIBONE AOYAMA』がオススメ。「基本的には新品のデザイナーズ家具を扱うショップですが、最近ではガレージシックなものや女子っぽいシャビーシックなものが多く、その代表的デザインでもあるピート・ヘイン・イークの家具あたりは、『H.P.DECO』や『journal standard Furniture』に置いてある家具ともとても相性がいいんです」。さらに、ヨーロッパの城にあるようなドアや柱などが手に入るのが、『ロカイユ ガレリエ』だ。「貴族的でデカダンな感じのショップ。ショップ内は朽ち果てたシャトーのようなイメージで、圧倒されます」

7軒とも、東京の“今”を感じさせ、様々な切り口で独自の魅力を発揮しているエッジなショップばかり。ただ、今までアンティーク&ヴィンテージ家具を本格的に買ったことがないという人も多いはず。これらの家具を購入する際、何かコツはあるのだろうか。

photo3「アンティークやヴィンテージの家具は、なまじ個性が強いだけに、一般的なマンションの部屋に合わせる時には注意が必要です。ピカピカの部屋を味のある家具だけでコーディネートすると、チグハグな感じになる恐れがありますね。できれば、全部こうした家具で揃えるのではなく、今持っている家具にうまく合わせるのがオススメ。一点ものが多いので、少しずつ買い揃えていくのがいいでしょう。また、気に行ったショップに足繁く通って、スタッフと顔なじみになるといいですね。スタッフに自分がほしい家具の詳細を伝えておくと、入荷の際に知らせてくれるショップも多いですよ」

例えば、ひとつのテーブルにあえてすべて違うイスを合わせるのが、今の“時代の気分”だと長山さんは言う。そんな時代だからこそ、「これだ!」と思えるアンティーク&ヴィンテージ家具との出会いそのものをじっくり楽しむ気持ちで、気になるインテリアショップをハシゴしてみてはいかがだろう。

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